オンラインカジノの攻略法はなんといってもその攻略法を理解し、活用し、応用することでいかに「負けるリスクを減らす」かによります。
競馬や競艇などの読みによる攻略や、パチンコの回転率やパチスロの設定看破とは異なり、ベットシステムを自分で理解し、活用することによって勝率をコントロールすることが出来ます。
その方法は多岐にわたり、さらにそこからアレンジをすることが出来、自分なりの攻略法を見出せるのがオンラインカジノの利点です。
オンラインカジノの攻略法
10％法(テンパーセント法)
この方法は非常に簡単な攻略法で、初心者にも向いている方法です。
その名の通り、一回のプレイ時のベット額を持っている総資金の10％をベットする方法です。
主にはブラックジャックやバカラなどの2分の1で勝負できるゲームに有効です。
それ以外のルーレットのカラムやダズンベットでも出来はしますが、その場合は勝率が断然下がりますのでお勧めできません。
この方法の強みは、負けた場合も次のゲームで10%ベットを繰り返していくことで一気に資金切れになるということはない点です。
勝利すればその分総資金はその時点での110％の資金になるため増え方も非常に多くなります。
それに総資金の1割で勝負するという点でもわかりやすく、初心者でも戦略を立てやすい点がこの攻略法の最大のメリットです。
10%法のデメリット
ですが、デメリットを挙げるとすると基本連勝しなければ負けた際の取戻しが厳しいという点です。
例として、資金が100ドルとして一回目に10ドルを賭けて負けたとします。
すると次は90ドルの資金の一割のため9ドルですが、勝利しても99ドル、元の資金には足りておりません。
まだ一回程度であれば取り戻しはある程度見えてきますが、二連敗した場合の残資産は81ドル、勝率がきっちり50パーセントの場合だと連敗を重ねてしまうこともあり、そうなると賭け額も下がる一方で元に戻すには時間もかかってしまいます。
その為、10％法単体で勝負をしてもなかなか増えない可能性が高く、控除率のことを考えると長期的に見れば負け一方になる可能性が高い方法でもあります。
そのため、流れが来ているときに10％法を使えば、大きく勝利金を伸ばすことができるでしょう。
モンテカルロ法
この方法は理解さえしてしまえば簡単な方法で、最初はメモをとるとわかりやすい方法です。
向いているゲームは基本テーブルゲームであればどれでも利用できます。
今回は勝率2分の1のゲームで例を挙げると、まずメモに数列（１、２、３）と書きます。
一回目はこの三つの数列の最初と最後の数字を足した数字を賭けます。つまり最初は1+3＝4ユニットを賭けます。
負けた場合の二回目はこの数列を一つ増やして（1、２，３，４）とし、また最初と最後の数字を足して今度は5ユニットを賭けます。
こうして勝利した場合、その時点での数列の最初と最後の数字を消します。上記の例の場合だと2回目が勝利した場合、三回目は（２，３）として最初と最後の数字を足して5ユニットを賭けます。
この方法を繰り返して、もとの資金から見てプラスに転じた時点で賭けをリセットします。この方法を繰り返す方法です。
どこで勝利してその際の数列の先頭と末尾が何かを記憶しながらになるので、慣れるまでの間はメモを取りながら行なってみるとわかりやすいでしょう。
モンテカルロ法のデメリット
ですがこの方法にもデメリットはあります。
賭け額が爆発的に急増するということはないですが、ずるずると負けを繰り返してしまうとプラスに転じるまでに時間がかかってしまうのです。
その為、損切りラインを見定めずに同じ方法を繰り返していると、この方法でプラスに転じさせるのが大変になってしまうことがあります。
ただ、簡単な法則として攻略法は「簡単であればあるほどハイリスク、複雑であればあるほどローリスク」の傾向があります。
複雑な計算や方法が組み込まれている裏にはそれだけリスクを軽減する仕組みが組み込まれていることがほとんどだからです。
モンテカルロ法もその一つです。ただローリスクな代わりにローリターンでもあることを意識しておくことが必要です。
